新車に乗り換えた時の自動車保険の手続き
車に長年のっていると、いつかは新車に乗り換える時期が訪れます。また、同居している家族や子供が車を購入する場合もあります。このように新車に乗り換えることや中古車に乗り換える場合に自動車保険はどうすればよいのでしょうか?また、自動車保険は1年ごとの契約なので、契約満了日まで、新車への乗り換えを控えた方がいいのでしょうか?
新車への乗り換えと自動車保険の手続き
自動車保険の契約は1年ごとになっていますが、契約途中で車を乗り換える事はたたあります。このような時には、自動車保険はどうしたらいいのでしょうか。
途中で車を乗り換える時には、当然ながら乗り換える車に保険対象が移動します。対象が移動するということは、新しい車に保険そ移動させるための手続きが必要になります。手続きは難しいものではなく、保険会社に連絡しえ手続きを開始します。
車の乗り換えと自動車保険の手続きの流れ
①車検証を用意する
乗り換える車と納車される日が決まったらディーラーから車検証または。車検証のコピーをもらってください。
②車両の入れ替えを行う
現在加入している保険会社に連絡を取ってください。
車両乗り換えで必要となる情報は、メーカー名・車種名・車名・型式・用途車種・初年度登録年月・登録番号・車台番号・所有者 などが必要になります。
このタイミングで今までの保険内容の見直しを図るのも良いです。
③保険料の差額を精算する
今まで加入していた自動車から新しい車に乗り換える場合に、契約者が保険会社に支払う保険料の金額が変わる可能性もあります。
保険料が高くなった場合は、高くなった差額分を保険会社に車の納車前に支払わなければなりません。逆に保険料が安くなった場合には、保険会社から差額が支払われることになります。
④乗り換える車が納車される
保険料の差額の精算が終了したら、乗り換えた車の納車日から保険が適用されます。
乗り換え手続きを忘れてしまった時は、猶予期間が30日間あるので、この間に手続きを完了させてください。
家族が車を購入したら自動車保険の入れ替えをするとお得になる
家族が新しく車を購入した時に、自動車保険に入ると等級は最初の6等級からになります。
例えば父親の自動車保険の等級が20等級だとすると、保険料はかなり安い金額になります。ここで同居家族への自動車保険の譲渡を行って息子が購入した新車に保険を適用すれば、息子の保険料は格段と安くなります。父親は新たに保険に加入しなければなりませんが、年齢制限などの条件をつけることで6等級からの契約になっても保険料金は安くなります。これは、同居の家族間での自動車保険の名義変更が可能なことによる事例です。
新車を購入したからと言って新たに保険に入って保険料が高い若者の6等級より、年齢制限を高めに設定した父親の6等級とでは支払う保険料金に大きな差がでます。車を乗り換えなくても保険料を安く抑えることが可能になるというわけです。
まとめ
- 自動車保険期間中に自動車を乗り換える場合は車種と納車日を保険会社に連絡する。
- 車を取り換える場合は必ず、保険の入れ替え手続きを行う。
- 入れ替え手続きを忘れてしまった場合でも、30日間の猶予期間がありその間に手続きを済ませる。
- 同居家族の自動車保険の名義変更をうまく使うことで、入れ替え手続きをしなくても保険料が安く抑えられる。
ということがわかりました。新車に乗り換える場合に自動車保険の名義変更をうまく利用することで保険料が安く抑えられる可能性があります。まずは親と相談して名義変更か保険の入れ替えかを選択しましょう。