自動車保険証券の再発行について
自動車保険証券を紛失してしまったり、破損してしまった・火事で焼失してしまった等の場合には誰もがどうしていいのか分からなくなってしまいます。
保険契約が無効になってしまうのか?事故を起こしてしまった場合の補償は効くのか?など不安に思われる方も大勢います。
保険自体の契約は無効にはなりませんし、万が一の事故のときでも補償はされます。いざという時には自動車保険証券は必要になりますので、再発行の手続きをしなければなりません。
自動車保険証券の再発行手続き
自動車保険証券には様々な内容が記入されています。保険の内容・保険金額・保険期間などが記載されてる重要な書類です。
この自動車保険証券には保険会社に問い合わせをするための、証券番号も記載されています。また保険の見直しのときには必ず必要になる書類なので、紛失・破損・焼失などしてしまった場合には、すぐに再発行の手続きをする必要性があります。
そのため、自動車保険証券が見当たらない状態になった場合はすぐに保険会社に連絡をすることが重要になります。再発行の手続きをしていれば、いざという時には保険が今まで通り使えることになります。
自動車保険証券の再発行手続きの流れ
自動車保険証券を紛失・破損・焼失している場合、どのような流れで再発行手続きをするのでしょうか?
①保険会社に連絡する前に、「証券番号」を確認する。
証券番号は自動車保険証券だけに記載されているのでは?と思う方もいるとは思います。しかし、「保険料領収書」や「契約内容のお知らせ」など契約者の保険会社から渡されている、書類の中に「証券番号」が記載されています。
②保険会社に自動車保険証券の紛失等の連絡と再発行を依頼する。
この時は必ず契約者本人が自動車保険証券の再発行を請求しなければなりません。
③保険会社から送付されてくる書類を書く
保険会社から送付されてきた、保険証券再発行請求書に必要な事項を書き込みます。この他、自分が用意する書類もあります。
「契約者の印鑑証明」「本人確認証」「印鑑証明の印鑑」が必要になります。「本人確認証」は運転免許証のコピーや各種健康保険証のコピーやパスポートのコピーになります。
④必要書類の提出します
必要書類が揃ったら保険会社に提出します。
⑤手続き完了
手続きが完了してから1~2週間経過後に、新しい自動車保険証券が契約者の手元に届くことになります。
新しい自動車保険証券が手元に届いた後に、紛失していた、最初の保険証券が見つかった場合は、古い方の自動車保険証券を破棄する必要があります。
まとめ
自動車保険証券の再発行について紹介しました。
- 紛失や破損・焼失などしてしまった場合はすぐに保険会社に連絡する。
- 保険証券を紛失等していても契約は無効にはならない。
- 紛失等した場合は直ちに自動車保険証券の再発行手続きをする。
自動車保険証券を紛失等した場合に、直ちに再発行手続きをするということは、それだけ重要な書類ということがわかります。そうそう紛失したり、破損するなどする書類ではありませんが、確実に保管することを忘れてはいけません。何かあったときに保険証券が無い!なんてことの無いように。