自動車保険は免許証の色で安くなります!変更の注意点はココだ!
2016/03/11
自動車保険料は免許証の色によって変わるってご存知ですか?
運転免許証の色にはドライバーの運転歴である事故や違反などの情報が反映されています。まさにドライバーの安全度を示す指標と言って良いでしょう。
保険料は免許証の色によって差が設けられていて、「ゴールド免許」の保険料が一番安く、「ブルー免許」「グリーン免許」の順に高くなっていきます。安全性の高いドライバーの保険料を安くするのは、保険料の最適化と公平化と言う点で意にかなっている事ですよね。
免許証の色
日本の免許証の色には3種類あります。
免許証の色 | 交付 | 詳細 |
---|---|---|
グリーン | 免許取得時 | 免許取得から3年間 |
ブルー | 更新時 | 一般運転者・違反運転者・初回更新者の区分あり |
ゴールド | 5年以上無事故無違反 | 有効期限前の5年間無事故無違反の場合 |
グリーン免許は免許を初めて取った時に交付されます。免許取得から3年経つ(3回目の誕生日)とブルー免許になります。
ブルー免許は運転者が「一般運転者」「違反運転者」「初回更新者」と3つに区分されていて、それぞれ有効期限が異なっています。
ゴールド免許は免許の有効期限前の5年間無事故無違反の場合に交付されることになっています。この免許を持っていると保険料の割引を受けられます。やむを得ない理由がなく運転免許証を失効させるとゴールド免許ではなくなるので、更新日までにしっかりと更新しましょう。
免許証の有効期間
免許証の有効期間は免許証の色と運転者区分、年齢で異なっています。70歳以上の高齢ドライバーになると有効期限も短くなってきます。
免許証の色 | 運転者区分 | 有効期間 | 年齢 | 内容 |
ゴールド | 優良運転者 | 5年 | 70歳未満 | 免許の継続期間が5年以上で、過去5年間無事故・無違反の運転者 |
4年 | 70歳 | |||
3年 | 71歳以上 | |||
ブルー | 一般運転者 | 5年 | 70歳未満 | 免許の継続期間が5年以上で、過去5年以内に軽微な違反(3点以下)が1回の運転者 |
4年 | 70歳 | |||
3年 | 71歳以上 | |||
違反運転者 | 3年 | 年齢問わず | 免許の継続期間が5年以上又は5年未満で、違反・事故が複数回ある運転者 | |
初回更新者 | 3年 | 年齢問わず | 免許の継続期間が5年未満で、過去5年以内に軽微な違反(3点以下)が1回の運転者 |
保険期間中に免許証の色が変更したらどうするの?
自動車保険の保険料はゴールド免許になると割引が適用されます。この割引は基本的に保険の契約時の免許証の色で判断されるので、保険期間中に「ブルー」から「ゴールド」に変更になっても適用されることはありません。
しかし、次回の契約からゴールド免許であることが分かっていても、保険の更新日時のちょっとした差で割引の適用がある人とない人が出てくるのは不公平ですよね。そこで、ほとんどの保険会社はゴールド免許割引のみなし規定があります。
ゴールド免許割引のみなし規定とは、保険開始日が免許の更新期間中(誕生日の前後1ヶ月)にある場合は、更新前後の免許証のいずれかがゴールド免許であれば、契約時の免許所の色をゴールドとみなすと言うものです。
これによれば、保険契約日にブルー免許だった人もゴールド免許割引を受けることができるようになります。(一方で次回の更新でブルー免許になってしまう人もゴールド免許割引を受けられるという事になります)
まとめ
保険料は日頃の運転によって抑える事ができます。保険料の割引は保険会社毎に異なっているので、多くの保険会社の見積もりを取って比較すると良いでしょう。日常の安全運転と割引制度を上手に活用して安い保険を選びたいものですね。